週刊朝日、佐野眞一氏の「ハシシタ」連載で謝罪コメント
橋下徹大阪市長が、自らの出自に関する週刊朝日の記事を巡って朝日新聞の取材を拒否している問題で、週刊朝日は18日、「不適切な記述があった」などと謝罪するコメントを出した。次号でおわびを掲載し、連載を続けるかどうかも協議するという。記事は、週刊朝日(10月26日号)が連載を始めた「ハシシタ 奴の本性」。ノンフィクション作家の佐野眞一氏らが執筆し、橋下氏の実父の縁戚者へのインタビューなどを掲載。「橋下氏の血脈」をたどり、「本性をあぶり出す」としている。
うーん。実際に記事を読んでいないから、あまり言えないが、これまでの報道を見る限り、これは謝罪しかないだろうなあ。それにしても、なぜ、こうした記事が通ってしまったのかが不思議だし、「ハシシタ」というタイトル自体に悪意を感じてしまう。悪意ならば、まだ良いかもしれない。差別意識が透けて見えてしまうように思えるところに問題がある。橋下政治を批判するにしても、批判の仕方があるだろうに。いくら橋本市長を嫌うにしても、それを血脈で論じるのは反則ワザだなあ。
しかし、大物ノンフィクションライターの佐野氏を起用し、表紙で一押しする連載ならば、それなりの覚悟があっただろうに、あっけないというか何というか...。この程度の軽さで、やるような話ではないけど...。週刊朝日の編集長は小学館出身のようだが、その人権感覚に新聞側からの批判もあっての謝罪だろうか。朝日は今回の問題で新聞と出版が対立したりするんだろうか。新聞サイドから「週刊朝日」休刊論が出たりするんだろうか。週刊誌は「AERA」があればいいとか。それにしても、この「ハシシタ」連載、今後、どうするのだろう。
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若松孝二監督が交通事故で死去
12日夜に東京・新宿区内で交通事故に遭っていた映画監督の若松孝二(わかまつ・こうじ)さんが17日午後11時5分、搬送先の病院で死亡した。76歳だった。若松監督は1960?70年代に暴力や政治、エロスをテーマとする作品を量産し、全共闘世代に支持された。葬儀・告別式の日取り、喪主などは未定。事故の一報は16日に伝えられたが、「命に別条はない」とされていた。
道路を渡ろうとして、タクシーにはねられ、重傷と伝えられていた若松孝二監督が死去。しかし、交通事故死は多いのだな。ギリシャの映画監督のテオ・アンゲロプロスもバイクの事故で亡くなっていた。若松監督、エロスと反体制の映画作家というイメージがあるが、交通事故とは...。最近、再び創作意欲が高まっているようだったのに。
★ギリシャの映画監督、テオ・アンゲロプロスが事故死 - やぶしらず通信(2012年1月25日) => http://bit.ly/RaodhV
★若松孝二公式ブログ 最新作速報 => http://bit.ly/RaoxNH
★若松孝二 - Wikipedia => http://bit.ly/Rao9Pa
★グーグルで「若松孝二」を検索すると => google:若松孝二
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エマニエル夫人を演じたシルビア・クリステルが死去。還暦だったのだ
女性の自由奔放な性を描き、世界的に大ヒットしたフランス映画「エマニエル夫人」で主役を演じたオランダ人の女優シルヴィア・クリステルさんが亡くなりました。60歳でした。クリステルさんの事務所によりますと、がんを患っていたクリステルさんは、17日夜、オランダのアムステルダムで就寝中に亡くなりました。クリステルさんは、異国の地で性に目覚める女性を描いた1974年のフランス映画「エマニエル夫人」に主演して魅力ある演技を見せました。
ジュスト・ジャカン監督の1970年代を代表する大ヒット・ソフトポルノ「エマニエル夫人」の主役、シルビア(シルヴィア)・クリステルが死去。その訃報はNHKも報じるのだな。性の解放の時代を象徴する人でした。官能的な役柄だったけど、スリムでモデル体型というところが、ファッショナブルでもありました。その “エマニエル夫人” ももう還暦だったのだなあ。
★シルビア・クリステル - Wikipedia => http://bit.ly/V9Vc5L
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