伊藤博敏『黒幕−−巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」』

黒幕: 巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」

　1980年代から1990年代、バブルの狂乱と崩壊の中で大型経済事件が多発する中、「現代産業情報」という媒体が深層レポートで突出した存在であることは、その記事をまとめた『情報の情報』という本で知っていた。その中心に石原俊介という人物がいることは聞いていたが、どのような人であるのかは知らなかった。その人物の伝記を、これまた経済事件の深層レポートで定評のあるジャーナリストの伊藤博敏氏が書いたというので、興味を持って読んでみたら、やはり面白かった。平和相互銀行事件から証券、金融、大蔵省、日銀、そして検察と、スキャンダルにまみれた「政・官・財・報・暴」*1の日本外史になっている。
　目次に加えて、そこで取り上げられている事件を挙げてみると...

*1:政界・官界・財界・報道＝マスコミ・暴力団

欧州CL、ユベントス、バルセロナがベスト８に。でも、この日のヒーローはシティのGK、ハートだった

１８日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント１回戦セカンドレグ、バルセロナ対マンチェスター・シティは、バルセロナが１-０で勝利してベスト８進出を決めた。この試合で敗れはしたものの、素晴らしいプレーを見せたマンチェスター・シティのGKジョー・ハートに、敵味方を問わず称賛の声が集まっている。

　UEFAチャンピオンズリーグの１回戦セカンドレグ、ドルトムントと対戦したユベントスはアウェーにもかかわらず、テベスが２ゴール、１アシストの大活躍で３−０で勝利。通算５−１の圧勝で勝ち抜け。ドルトムントは敗退。一方、バルセロナ対マンチェスター・シティは１−０で、通算３−１でバルセロナ。しかし、この日のヒーローは誰かといえば、文句なく、マンチェスター・シティのゴールキーパー、ハート。バルセロナのGK、テア・シュテーゲンもアグエロのPKを止めたのも素晴らしかったが、それでも、ヒーローはハート。
　ともかく、ハートがいなかったら、何点入っていたか。バルセロナのネイマールが再三、フリーで抜けだして、シュート！　ハートがはじく。メッシが撃つ！　ハートが防ぐ。スアレスがシュート！　ゴールに決まらない。スーパーセーブの連発に、もう最後はみんなハートめがけて蹴っているんじゃないか思ってしまった。ハートというのはデカくて、エラソーで何となく好きなタイプではないのだが、この日ばかりは感心してしまった。すごいです。
★ アグエロPK失敗…バルサがラキティッチ弾でシティを退け８季連続でベスト８進出 - UEFAチャンピオンズリーグ - Goal.com
★ 敗れるもスーパーセーブ連発のハート　「忙しかった！」 - Goal.com
★ テベスが２G１A、ユーヴェがドルトムントに完勝でCL８強へ　香川は出番なし― UEFAチャンピオンズリーグ - Goal.com

WCCF/12-13/33/マンチェスター・シティFC/ジョー・ハート

サムライ・ブルー、ハリルホジッチ監督の初招集は日本代表３１人、サポートメンバー１２人の大所帯

　日本代表、ハリルホジッチ監督が着任後初めての招集となる日本代表メンバーを発表する。メンバーは以下のとおり、

【GK】
川島永嗣（スタンダール・リエージュ）　東口順昭（ガンバ大阪）
西川周作（浦和レッズ）　権田修一（FC東京）
【DF】
酒井宏樹（ハノーファー96）　酒井高徳（VfBシュツットガルト）
内田篤人（FCシャルケ04）　吉田麻也（サウサンプトン）　水本裕貴（サンフレッチェ広島）
昌子源（鹿島アントラーズ）　森重真人（FC東京）　槙野智章（浦和レッズ）
太田宏介（FC東京）　長友佑都（インテル・ミラノ）　藤春廣輝（ガンバ大阪）
【MF】
長谷部誠（フランクフルト）　柴崎岳（鹿島アントラーズ）　今野泰幸（ガンバ大阪）
青山敏弘（サンフレッチェ広島）　山口蛍（セレッソ大阪）　
香川真司（ボルシア・ドルトムント）　清武弘嗣（ハノーファー96）
【FW】
本田圭佑（ACミラン）　永井謙佑（名古屋グランパス）
小林悠（川崎フロンターレ）　岡崎慎司（1.FSVマインツ）
大迫勇也（1.FCケルン）　興梠慎三（浦和レッズ）　乾貴士（フランクフルト）
武藤嘉紀（FC東京）　宇佐美貴史（ガンバ大阪）

■バックアップメンバー
【GK】
林彰洋（サガン鳥栖）
【DF】
塩谷司（サンフレッチェ広島）　鈴木大輔（柏レイソル）
千葉和彦（サンフレッチェ広島）　車屋紳太郎（川崎フロンターレ）
【MF】
谷口彰悟（川崎フロンターレ）　米本拓司（FC東京）
大森晃太郎（ガンバ大阪）　高萩洋次郎（ウェスタン・シドニー）
【FW】
柿谷曜一朗（FCバーゼル1893）　川又堅碁（名古屋グランパス）
豊田陽平（サガン鳥栖）

　何と日本代表が３１人、サポートメンバー１２人という大所帯。長友や内田のようにケガで出ることができない選手も入っている（内田は膝の状態次第か）。招集はしているが、これは１次選抜で、誰を出すかは自分の目で見て、面接してみて決めるからね、と言っている風でもある。でも、それもいいかもしれない。少数の決められたメンバーだけをいつも呼んでいるよりも競争が働きそう。新しく選ばれた選手は張り切るだろうし、ずっと選ばれていた選手は危機感をもつだろうなあ。
　しかし、これだけ呼ばれると、選ばれなかった選手はショックかもしれない。と思っていたら、遠藤の名前が入っていない。ロシアを睨んでのことかどうか。今回は永井や宇佐美も入っているし、どんなメンバーで戦うのか、楽しみです。監督の采配ぶりも。
★ 遠藤が落選、ハリル監督「大事な試合で遠藤が必要な時は呼びたい」 （サンケイスポーツ） - Yahoo!ニュース

フットボール批評issue04 日本代表を強くするのは代表監督ではない 今こそ日本サッカー強化のビジョンを示せ