ギネス・ブックは旅先の論争から生まれた?

 ギネス・ブックが生まれてから50年。きっかけは、社長の思いつきでした。

創刊のきっかけは、ビール大手ギネスのヒュー・ビーバー社長の思いつき。1951年にビーバー氏らの一行がアイルランドに狩りに出かけた際、欧州で最も速く飛ぶ鳥がヨーロッパムナグロかどうかで議論になった。その3年後、ライチョウの方が速いのではないかという議論も出たことから、ビーバー氏はさまざまな記録が世界各地の酒席で話題になると考え、1954年に第1号を発刊した。