おお、ついにデフレ経済を脱却か

日銀は29日、消費者物価などの中期的見通しを示す「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を発表した。政策委員が示した2005年度の消費者物価指数(CPI)は中央値が前年度比0.1%の上昇で、1997年度以来8年ぶりの物価上昇を予想した。ただ、足元のCPIはなお下落傾向を脱しておらず、福井俊彦総裁は記者会見で現行の量的金融緩和策を堅持する考えを改めて示した。

 日銀レポートが、2005年度に消費者物価が8年ぶりに上昇に転じると予想。BRICsの経済成長で、原油をはじめとした原材料価格が高騰しているし、インフレ警戒の時代に入るのだろうか。