米軍が、イラク・ファルージャを総攻撃

イラク駐留米軍イラク政府軍は8日夜(日本時間9日未明)、中部ファルージャの反米武装勢力に対する総攻撃を開始し、武装勢力の拠点とみられる同市北東部のアスカリ地区、北西部のジョラン地区に進撃した。現地からの報道によると、一部部隊は同市中心部から1キロ以内に迫った。

 米軍はイラク武装勢力を力で制圧しようとする。こうした流れを見ていると、何となく、「アルジェの戦い」を思い出してしまう。あの映画の主人公はテロリストだった。憎しみが憎しみを呼ぶ連鎖。テロリストは壊滅するが、最終的に勝利を得たのはフランス軍でもなかった。

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