ドル安が止まらない。グリーンスパン発言で拍車?

19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は急伸し、一時1ドル=102円91銭と2000年3月末以来、4年8カ月ぶりの高値をつけた。グリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)議長がフランクフルトでの講演で「米経常赤字の状況を踏まえれば、海外勢のドル資産への投資意欲がある時点で減退せざるを得ない」との趣旨の発言をしたことがドル売り材料になった。

 円高というよりもドル安だなあ。軍産複合体にやさしいブッシュ大統領財政再建には興味がないようだし。今度は中国相手に、プラザ合意をやりたいのかしら。