地図のアルプスはカーナビに負けた

地図の「アトラス」シリーズで知られる業界中堅のアルプス社名古屋市千種区、井手健一郎社長)は10日、名古屋地裁民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。インターネット上で無料で見られる地図やカーナビゲーションの普及で、主力の地図帳や電子地図の売り上げが減り、資金繰りに行き詰まった。

 インターネット、カーナビなどデジタル化のインパクトが、ついに紙を破壊してしまった。ということなのだろうか。