ブルー・オーシャン戦略
既存の商品やサービスを改良し、既存市場でしのぎを削るのが「赤い海」戦略。
既存の商品やサービスを進化させ、新規事業を創造するのが「青い海」戦略。
後者の「ブルー・オーシャン戦略」が強いというのが、W・チャン・キム、レネ・モボルニュの主張。
ブルー・オーシャン戦略の特徴は
- 青い海は技術革新の産物ではない。
- 青い海は既存のコア事業から生まれやすい
- 企業や業界を単位に分析してはいけない
- 青い海はブランドを育てる
そして、ブルー・オーシャン戦略が成り立つ条件は
青い海を創造する企業は、赤い海で競争する企業とは対照的に、自社の競争力についてベンチマーキングなどしない。むしろ自社と顧客双方の価値を飛躍的に高めることで、競争とは無縁の存在になっている。
出典
W・チャン・キム(INSEAD教授)、レネ・モボルニュ(INSEAD教授)
「30業種100年の歴史が教えるブルー・オーシャン戦略」
「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」2005年1月号
http://www.dhbr.net/magazine/article/200501_07.html
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