越年現ナマは78兆円

家庭や企業、金融機関の金庫などで年を越すお札(日銀券)の合計が78兆円となった。日銀が30日に集計した残高は前年末比1.4%増え、4年連続で過去最高になった。個人消費が堅調で年末年始のお札の需要が高まっているためだ。11月1日に発行した新札を目新しさから手に入れようとする動きが膨らんだことも背景にあるようだ。

 78兆円といわれても、いまひとつ見当が付かない。通貨供給量がどうのこうのというより、金利も低いし、銀行は信用できないし、新札は出たし、景気が回復したんで、お年玉を奮発するかなどなどで、現金が増えているということだろうか。