月刊オピニオン誌「発言者」廃刊

評論家・西部邁氏主幹の月刊オピニオン誌「発言者」(秀明出版会)が3月発売の最終号で廃刊することが分かった。同誌は94年創刊の保守系月刊誌。2月発売の3月号は休刊し、3月に発売する号を最終に廃刊とする。西部氏の事務所によると、財政上の理由で廃刊を決めた。

 このblogの時代に、オピニオン誌は難しいだろうなあ。何も紙に依存しなくても、オピニオンは発信できるから。どれだけの人に届くか、という点でも、オピニオン<誌>という形に、こだわらなてならないかどうか。紙のほうが長い文章は読みやすいと言うことはあるが、ならば、blogと同時に、PDFなどの形で提供し、読者にプリントアウトしてもらう方法もあるし。まあ、そのあたりのメディアの形式も含め「保守系」で行くのだろうか。