ついにイラクで国民議会選挙が始まった
旧フセイン政権崩壊後、イラク人の民意を初めて問う国民議会選挙の投票が30日午前7時(日本時間同日午後1時)、全国約5600カ所の投票所で始まった。独裁体制から脱したイラクは、自由選挙に基づく民主的な国造りへ一歩を踏み出した。だが29日夜には、バグダッドの米大使館へのロケット弾攻撃で米国人2人が死亡、投票開始直後にも自爆テロが発生するなど、武装勢力の妨害テロが続発。イラク治安部隊や米軍など30万人が厳戒態勢を敷いた。
荒れているなあ。しかし、スンニ派は横を向いているし、シーア派が多数派を握ると、どうなるのだろう。シーア派国家、イランとはどうなってしまうわけ? イラクは建国以来、複雑な民族問題を抱えているけど、米国が力で押さえつけて解決するものなのだろうか。で、イラク建国モノといえば、中公新書のこれなど面白かった(文章は難渋だけど)
- 作者: 阿部重夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/04/25
- メディア: 新書
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