松下だけは、絶好調。で、リストラも加速ってか

松下電器産業は4日、2005年3月期の連結業績予想を見直し、本業のもうけを示す営業利益が前期比53%増の3000億円に拡大すると発表した。これまでは2800億円を見込んでいた。プラズマテレビデジタルカメラなど主力のデジタル家電が好調。収益力を一段と高めるためリストラも加速し、今期の早期退職者数は国内従業員の約6%にあたる7000―8000人に増える見通し。

 デジタル家電の値崩れで、電機各社が下方修正する中で、松下は絶好調。すごいなあ。コスト管理の威力か。業績を上方修正しながら、人員は削減。もっともニッポン的と思われていた松下が、意外や意外、ソニーよりも米国型の経営になっている。