西武鉄道、前社長が自殺

19日午後0時50分ごろ、西武鉄道(本社・埼玉県所沢市)の小柳皓正(てるまさ)前社長(64)が東京都町田市鶴間3の自宅で、首をつっているのを妻(61)が発見、119番した。小柳前社長は病院に運ばれたが、死亡が確認された。警視庁町田署は自殺とみて関係者から事情を聴いている。

 東京地検西武鉄道を捜査しており、小柳・前社長も聴取されていたらしい。企業犯罪では犠牲者が出がち。西武は、創業者の堤康次郎氏以来、相続をめぐる問題など、何とも言えぬ影があるが、新たな影の伝説が生まれそう。