スマトラ沖で、また大地震

インドネシアスマトラ島西岸沖で28日午後11時10分(日本時間29日午前1時10分)ごろ発生した大地震は、震源近くの島で多数の犠牲者が出る災害に発展した。日本の気象庁によると、震源地は同島北西部の沖約100キロのインド洋で、震源の深さは約30キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は推定8.5。大きな津波被害はなかった模様だが、震源から近いインドネシア・ニアス島では多くの建物が倒壊。同国のカラ副大統領は地元ラジオ局に「(ニアス島で)1000〓2000人が死亡したようだ」と語った。スマトラ島での被害などは明らかになっていない。

 スマトラでまた大地震。今度は津波は起きていない様子。どこが津波を生む地震と、生まない地震の分かれ目になるのだろう。