デビッド・アレン「仕事を成し遂げる技術」

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法

 「知的生産の技術」系の本で、内容的には参考になるのだが、恐ろしく読みにくい。この読みにくさは何なのだろう。訳文そのものは読みにくいわけでもない。ぎちぎちのレイアウトとか、見た目の問題のように思える。章立てとか編集上の問題なのだろうか。見出しと文字のバランスとか、見出しの立て方とか、そのあたりの工夫の問題なのだろうか。やっぱり、編集って大事なんだ。翻訳文でも日本的な書籍の世界に落とし込む必要があるんだな、きっと。本でもデザインが大事なのだ、と思わせてくれる。