総選挙中盤、自民党が優勢

朝日新聞社は総選挙公示翌日の8月31日から9月3日にかけて、全国の有権者を対象に電話調査を実施し、全国取材網の情報も加えて選挙戦序盤の情勢を探った。その結果、(1)自民は優勢で単独過半数(241議席)の勢い(2)公明は公示前より議席を減らす見通し(3)民主は後退し、170議席を大きく割り込む可能性がある(4)共産、社民はともに1ケタの議席にとどまる見込み――などの情勢が分かった。連立与党は安定多数(252議席)を確保する見通しだ。ただ、調査の時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区で4割、比例区で3割おり、終盤にかけて状況が大きく変わりうる。

 総選挙に関する各新聞社の調査が出てきたが、選挙戦中盤では、小泉・自民党が優勢。本当に選挙巧者。このエネルギーを最後まで持ちこたえられるか。守護神、ブッシュ大統領は、ハリケーンカトリーナ」の惨状に対する無策やイラク情勢の混迷もあり、マイケル・ムーアの非難するような軍産複合体と石油資本と金持ちのための政権であるかのような欠陥を露呈してきた。あれが目指す社会と思われても、大変だろうし。
 以下、読売、毎日、日経の選挙動向調査。
 http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050904it01.htm
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050904k0000m010141000c.html
 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050904AT1E0300G03092005.html