松下電器、石油温風機なお半数が見つからず

松下電器産業は19日、一酸化炭素(CO)中毒事故で回収、修理の対象となった石油温風機約15万台のうち、半数近い約6万8000台の持ち主が今も特定できていないと発表した。

 最近はテレビをつけていれば、必ずと言っていいぐらい松下の石油温風機に関する「ご注意」CMに出くわすが、それでも、まだ半数が見つからないのだ。新聞、雑誌、テレビ、インターネット、これだけの大宣伝作戦はないと思うのだが、それでも認知は難しいということか。それだけメディアに接していない人がいるのか、それとも、既に使われていないとか、別の理由があるのか。宣伝効果の実証的研究としても参考になるのだろうか。