女子フィギュア、トリノ争いは激戦

トリノ五輪代表3枠を争う女子ショートプログラムで、荒川静香(23=プリンスホテル)が完ぺきな演技を披露し、68・76点で首位に立った。2位は右股(こ)関節痛から復調した村主章枝(24=avex)で67・30点。五輪選考ポイントでトップを走り、3連覇を狙う安藤美姫(18=愛知・中京大中京高)は60・24点で6位と出遅れた。GPファイナルで日本人2人目の優勝を飾った浅田真央(15=グランプリ東海ク)はアクセルジャンプを失敗して3位、恩田美栄(23=東海学園大職)、中野友加里(20=早大)が4、5位につけた。

 女の戦いは恐ろしい。みんな、ほぼノーミス。この根性と集中力。すごいなあ。怖いばかり。しかし、荒川、村主のベテラン強し、追う恩田、中野も強し。安藤美姫はノーミスだったけど、守りの弱さか。自分の演技が終わったら、観客席で観戦していた浅田真央トリノの争いとは無縁という余裕だなあ。明日のテレビ中継、視聴率がいいだろうなあ。