荒川は氷の女王だった

トリノ五輪第14日は23日夜(日本時間24日未明)、フィギュアスケート女子の自由が行われ、荒川静香プリンスホテル)が合計191.34点で優勝して金メダルを獲得した。日本勢では今大会初のメダルとなる。また、日本のフィギュアスケートでは1992年アルベールビル五輪2位の伊藤みどり以来のメダル。村主章枝(avex)が175.23点で4位に入った。安藤美姫(愛知・中京大中京高)は4回転ジャンプに挑んだが転倒し、140.20点で15位となった。

 コーエンもスルツカヤもプレッシャーにつぶれ、転倒してしまうなかで、荒川静香は落ち着いていた。着実に点数をたたき出す演技を入れる一方、点数では評価されないイナバウアーも入れたし、美学だなあ。