ニフティがパソコン通信の歴史に幕

ニフティは3月31日、パソコン通信のサービスを終了する。1987年4月にエヌ・アイ・エフ(当時)が開始した「NIFTY-Serve」のサービスが19年の幕を閉じる。

 パソコンをネットにつないだ初体験はニフティだった。インターネットの大衆化前夜のことだった。モデムを使って電話線につないで、1200bpsとか、2400bpsでやっていたんだんよなあ。それがAOLが出てきて、ビジュアルになったなあ、と思ったら、ネットスケープブラウザーが出てきて(その前にモザイクがあったんだけど、そっちは敷居が高かった)、インターネットに簡単につながって、あとは一気呵成。世の中変わってしまった。そしてパソコン通信としての「ニフティサーブ」は歴史の幕を閉じるんだなあ。隔世の感があるなあ。