市川市東山魁夷記念館

  午後、天気も良かったので、ふらっと東山魁夷記念館へ。ちょうど解説員の人が展示物の説明をしてくれているところで、ラッキー。東山魁夷日本画の巨匠のひとりだったのだが、日展などで広く認められるようになったのは40歳近くになってから、晩成型の人だったのだ。現在は「SPIRIT OF THE EAST」(国連発足60周年記念ニューヨーク展の帰国展)という企画が行われていたが、そこで展示されていた絵は「ピエゾグラフ」という手法でつくられた複製画だった。それでも、東山魁夷の世界を味わえたが。記念館入り口の塔の上には、風向計があるが、風向きを指し示すのは風見鶏ではなく、白馬。東山魁夷の絵画に登場するシンボルでもある、あの白馬。このあたりはこだわりですな。
 http://www.city.ichikawa.chiba.jp/bunka/higashiyama/index.html