ついに本格化する消費税論議

与謝野馨経済財政担当相は16日、民放のテレビ番組に出演し、消費税率引き上げについて「今年の暮れから議論を始めて、たぶん来年暮れの(与党の)税制調査会では結論が出る」と述べた上で、引き上げの時期については「2008年か09年になる」との見通しを示した。

 おお、ついに消費税論議が時期を含めて台頭。一方で、特集法人を含めて、行政の効率化は欠かせない。小泉首相の退陣もカウントダウン状態になると、「入り」を増やして財政の利益団体ばらまきをやりたい旧世代型政治家の逆襲も絡みながら、財政論議は活発になるのだろうか。日銀のゼロ金利解除で、国債もこれまでのように超低コストで集めるわけにもいかないわけで、消費税論議にも、もろもろの事情が絡んでくるのだな、きっと。