高校野球決勝再試合、早実が駒大苫小牧をくだす

第８８回全国高校野球選手権大会の３７年ぶりとなる決勝再試合は２１日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、早稲田実（西東京）が４-３で駒大苫小牧（南北海道）を降し初優勝を飾った。駒大苫小牧は、戦前の中京商（現・中京大中京）以来７３年ぶり２校目の３連覇を目指したが果たせなかった。

　最後まで劇的な試合展開だった。４対１、9回表からツーラン・ホームランで1点差に迫り、最後はエース同士の攻守対決で、斎藤が田中に投げ勝つ。しかも、4連投の9回に140キロ台後半の速球を投げるのだから、斎藤というのは、おとなしそうな顔をしているわりに強気。すごいなあ。このところ、高校野球は（野球もだけど）ほとんど関心がなかったのだけれど、昨日、今日の2試合は別格だったなあ。