イランが核兵器開発?

ランは26日、西部アラク近郊の重水製造施設を稼働させた。製造した重水は2009年にアラクで完成する予定の実験用重水炉に供給する。重水炉の使用済み燃料からは原子爆弾の材料となるプルトニウムを比較的多く抽出できる。国連安全保障理事会が定めたウラン濃縮停止期限の31日を前に、イランの核兵器開発を疑う米欧を刺激しそうだ。

 イランの核兵器開発のポイントともいえる重水製造施設を稼働。先日のイスラエルレバノン侵攻などでも、イスラエルが攻撃したヒズボラの背後にはイランの姿が透けて見えたし、中東もきな臭い状況が続いている。