自民党は世襲議員がトップを固める

自民党安倍晋三総裁は25日午前、党3役を指名した。党運営の要となる幹事長に中川秀直政調会長森派)、総務会長には丹羽雄哉元厚相(丹羽・古賀派)、政調会長には中川昭一農水相伊吹派)を起用した。安倍氏は同日夕に公明党神崎武法代表と会談し、教育改革や少子化対策などを柱とする合意文書を交わした上で連立政権の継続を確認。

 経歴を見ていたら、安倍総裁、中川幹事長、中川政調会長、丹羽総務会長と、いずれも政治家の息子か娘婿。戦後51年の太平の中で、政治家も世襲制の時代がやってきた。そういえば、小泉首相二世議員。企業も、オーナー経営の二世のほうがサラリーマン経営よりも大胆な経営改革に踏み切ることもあるから、世襲的なトップが悪いとはいえないけど、一方で、二世のご乱行、放漫、勘違いで破綻してしまうところもあるから、まあ結局は本人次第と言うことか。