進学校はズルを教えるの?

全国各地の高校での履修単位不足問題で、茨城や埼玉県で単位不足が新たに発覚したほか、東京都立の進学校でも3年生が必修科目を履修していなかったことが26日、分かった。単位不足の学校はこれで35都道県244校、生徒数は3万人超となった。茨城県では87時間以上の補講を受ける必要のある3年生もおり、問題は底知れぬ広がりを見せている。これまでに判明したのは、北海道25▽青森5▽▽秋田1▽岩手35▽宮城6▽山形18▽福島15▽栃木9▽群馬5▽茨城6▽埼玉4▽東京1▽山梨3▽静岡20▽長野12▽新潟4▽愛知1▽岐阜4▽石川4▽福井5▽富山4▽奈良1▽広島2▽岡山10▽香川2▽愛媛1▽島根18▽鳥取1▽山口1▽福岡4▽佐賀6▽大分4▽長崎1▽宮崎2▽鹿児島4の各校。

 高校の履修単位不足問題って、目立つのは進学校。これって、受かるための授業だけやって、必修科目はごまかせばいいということ? 何で、こんなことがまかり通ってきたのか、理解不能。ズルをしても何でも、要領よく生きろ、と教えようというのだろうか。何だか、セコイというかなんというか。これじゃあ、必修科目を受けている生徒と、それを抜きで受験勉強重視でやってきた生徒とでは、競争条件が違うわけで、これってアンフェアな戦いじゃないの。しかしなあ、せこいなあ。