イラク、フセイン元大統領に死刑判決

イラク高等法廷は5日、1980年代前半にイラク中部ドジャイルで起きたイスラムシーア派住民の虐殺事件で起訴されたサダム・フセイン元大統領(69)ら八被告の判決公判を開き、フセイン被告に人道に対する罪で求刑通り、死刑を言い渡した。同法廷は二審制で、死刑や終身刑の場合は自動的に控訴される。元国家元首が人道に対する罪で死刑判決を受けるのは初めて。

 今日の朝刊は、この記事ばかりだった。フセイン元大統領に死刑判決。人道に対する罪。米軍の駐留が続く中で、現地政権に移管したとはいわっても、大統領支持派やら、民族派やら、反米派が入り乱れて、混乱は続きそう。