中国が「黄金の三日月地帯」に侵される?

「アフガンタバコ」「黄粉」などと呼ばれるヘロインが、大量にアフガニスタンなどから中国に流入している。中国公安当局によると、新疆ウイグル自治区ウルムチ市だけで2000年の7倍、約7トンものヘロインが流通しているという。中国紙「南方都市報」がこのほど報じた。これらヘロインは最終的に北京、上海、広州など都市の「地下市場」に流れ込んでいるという。

 かつて中国がヘロインを武器に使っている風聞があったが、いまは、そのヘロインに中国が侵されているのか。北京、上海、広州、豊かな都市(欲望の都市か)は麻薬に弱いのだろうか。