福島県に続き、和歌山県知事も逮捕

和歌山県が04年11月に発注した下水道工事の入札を巡る談合事件に関与した疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は15日、県知事の木村良樹容疑者(54)=辞職表明=を競売入札妨害(談合)容疑で逮捕した。木村知事は否認しているとみられる。特捜部は今後、談合の際に業者の窓口となっていたゴルフ場経営会社元社長の井山義一容疑者(56)=所得税法違反容疑で再逮捕=から木村知事に渡った高級腕時計などの趣旨を中心に、贈収賄容疑での立件を視野に捜査を進めるとみられる。

 改革派といわれた木村・和歌山県知事も逮捕。知事は、地方の帝王のような存在だから、誘惑も多いし、落とし穴も多いのだろう。特に公共投資自体が抑制されているから、受注する側も必死なんだろうか。