慶応が共立薬科を合併へ−−大学も再編時代?

慶応義塾大(東京都港区)と共立薬科大(同)は20日、合併する方針を決めたと、発表した。08年4月をめどに、慶大は共立薬大を統合する形で薬学部と大学院薬学研究科を設置する。少子化で、計算上は大学・短大の入学志願者数と入学者数が同じになり、選ばなければ全員が入学できる「大学全入時代」が07年度にも到来するとされる。すでに経営破綻(はたん)する私大が出てくるなかで、今後再編の動きが加速しそうだ。

 少子化の時代となって、大学も合従連衡。慶応が共立薬科と合併するのか。欠けている学科を合併で補完していく。となると、早稲田はどこかの医学部をM&Aしたくなるのだろうか。