WSJがデジタル時代対応の大紙面改革

ダウ・ジョーンズは4日、来年1月2日付で同社が発行する経済紙ウォールストリート・ジャーナルの大規模な紙面改革を実施すると発表した。これまで50%だった解説・分析など独自記事の分量を80%に増やす。一方、共通・発生ニュースはインターネットなどのデジタルメディアを中心に報じ、紙とネットの融合を深める。

 ウォールストリート・ジャーナルがインターネット時代に対応した大紙面改革。解説・分析主体の紙面作りに。

ゴードン・クロビッツ発行人は「昨日、何が起きたかではなく、それが何を意味するのかに焦点をあてた全く新しい新聞を作る」と語った。新聞紙上の株式相場表や各種統計などは、オンライン版でも無料で閲覧できるようにする。

 正しいと思うけど、実際につくるのは大変だろうなあ。「何を意味するか」を書くのは、それだけ知識と見識が必要だから。