犯罪件数そのものは減っている。でも・・・

全国の警察が1〜11月に認知した刑法犯の犯罪件数は約189万件で、戦後最多だった02年から4年連続の減少になったことが、警察庁のまとめで分かった。検挙率も7年ぶりに30%台に回復する見込み。だが、殺人などの重要犯罪の今年の検挙率は60%前後とみられ、10年前の90%近い高率とはほど遠い状況だ。同庁の漆間巌長官は「重要犯罪を検挙しなければ肌で感じる『体感治安』は回復しない。対策を強力に進める」としている。

 何となく物騒な世の中になっている気がするけど、統計で見れば、犯罪件数そのものは減少しているんだ。でも、殺人事件などの検挙率が下がっていたりするから、やっぱり物騒な感じがするんだな。