利上げ気分は遠のいたのか

日銀の福井俊彦総裁は14日の衆院予算委員会で、国内経済について「リスク要因が消えつつあるとは楽観的に思っていない」と述べた。今後は「さまざまなリスクを注意深く、丹念に点検していく必要がある」とし、金融政策は「物価安定を軸に好ましい動きが途切れることなく続くように、十分注視しながらやらなければいけない」と語った。

　日銀の福井総裁が「リスク要因が消えつつあるとは楽観的には思っていない」発言。ということは、単純に利上げという考えではないということだろうから、利上げは遠のいたということかしら。