戸田顕司「吉野家 安倍修仁 逆境の経営学」

吉野家 安部修仁 逆境の経営学

吉野家 安部修仁 逆境の経営学

 吉野家って、気合いと根性の経営かと思ったら、違った。もっとデータと理論の世界での経営だった。まあ、あれだけの巨大チェーンなのだから、「感性」だけじゃ経営できないことは考えてみれば、当然なんだけど、この本を読んでみると、なるほどと思う。こんな経営をしていたんだなあ。だから、倒産から再生し、BSE危機を乗り越えたんだなあ。でも、この本を読んでいると、吉野家の牛丼を食べたくなる。