京都・東山花灯路2007

 京都の夜の一大イベント。清水寺も、知恩院もライトアップ!古都の道路には行灯が連なる。宣伝文句に曰く・・・

東山山麓に連なる北は青蓮院から円山公園・八坂神社を通って、南は清水寺までの散策路約4.6kmに、京焼・清水焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、金属工芸の5種類の露地行灯約2,400基を設置。白壁や土塀、木々にゆらめく陰影、石畳に映えるほのかな灯り、門前町の店頭に彩りをそえるはんなりとした灯りなど、京都ならではの様々な表情を見せるまち並みの魅力をご堪能ください。

 スケールも大きいし、オフィシャルページを見ても、これだけのことを実現しようとすると、協力企業の数も半端じゃない。これをプロデュースした人はなかなかだなあ。
 http://www.hanatouro.jp/hg07event.html
 しかし、人出のほうも半端じゃなかった。夕方、清水寺に行ったのだが、人また人。花灯路コースに沿って、高台寺から八坂神社に抜けたのだが、人の奔流。確かにライトアップに浮かび上がる古都は美しかったけど、一方で、久しぶりに行った京都は、お店もすっかりきれいになっていて、どこかテーマパークみたい。京都全体が日本の歴史と伝統をめぐるテーマパークを目指しているのかもしれないなどと思ってしまう。しかし、日本人ってイベントが好きなんだなあ。という自分もそうだけど。