NHKドラマ「ハゲタカ」が完結
「ハゲタカ」は今日が最終回。バブルの時代に「おとしまえ」をつける物語だったわけね。最後は、ちょっときれいすぎる気もするけれど、でも面白かった。TBSで放映していた「華麗なる一族」と対照をなすが、「ハゲタカ」のほうが、時代に対する「痛み」がある。「華麗なる一族」はもろもろありながら、やはり、どこか「坂の上の雲」的なところがある。「ハゲタカ」は坂の上に立ってしまった後、宴の後の後始末の哀しさがある。てな理屈よりも何よりも、大森南朋、柴田恭兵、栗山千明、松田龍平といった主演陣から、ワキを固めた宇崎竜童、菅原文太、大杉漣まで、みんな良かった。主演陣は今までのイメージから抜け出しているところもあり、ステップアップしていくきっかけになるんだろうなあ。
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