民放連、関西テレビを除名

日本民間放送連盟広瀬道貞会長)は27日、「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)問題を受け、4月19日付での関西テレビ放送の除名を決めた。あえて厳しい処分を科すことで放送業界への政治圧力が高まるのを防ぐ狙い。関西テレビは経営への打撃を免れない。

 「あるある大辞典」の捏造問題は、関西テレビの民放連除名に発展した。でも、同じような事件が発覚したら、すべて除名していくのだろうか。東証上場廃止問題みたいに、どこかで限界に行き着くことはないのだろうか。こっちはいいけど、あっちはダメとか、境目が見えなくなって、どこかで恣意が働いているのではないか、という話になりはしないだろうか。まあ、それもこれも覚悟の上で浄化するという民放の決意表明みたいなもんなのか。