書評欄で発見した、気になる本

 読売新聞の書評欄で目にとまった2冊。

第四の十字軍―コンスタンティノポリス略奪の真実 (INSIDE HISTORIES)

第四の十字軍―コンスタンティノポリス略奪の真実 (INSIDE HISTORIES)

 第四回十字軍、「烏合の衆」の貴族たちは、宗教的使命感よりもカネ目当ての打算もあった?
奇妙な敗北―1940年の証言

奇妙な敗北―1940年の証言

 ドイツ軍の電撃作戦に崩壊したフランス軍。しかし、国家は外敵に敗れるのではなく、内側から崩壊するという歴史的な法則による結末だった様子。1940年のフランス版「敗戦真相記」らしい。著者はレジスタンスに参加し、銃殺されたと言うから、祖国に宛てた遺書とも言えそう。ということで、ちょっと読んでみたい。