柏崎刈羽原発の直下に活断層の可能性

震度6強、マグニチュード(M)6・8を観測した新潟県中越沖地震を引き起こした断層は、東京電力柏崎刈羽原発の直下にかかる可能性が高いことが、十八日までの気象庁などによる余震分布の解析結果で分かった。東電も「余震分布をみて、断層が原発の直下にあることを認識した」と認めた。同原発は、活断層による直下型地震を考慮し設計しているが、想定は最大M6・5。Mが0・2違うとエネルギーは約二倍になるといい、設計時の前提が大きく崩れたことになる。

 原発の下に活断層が走っている。ないはずのことが起きてしまったんだな。活断層を見つけるのは難しいんだな。で、そうなると…

新潟県中越沖地震で火災発生などのトラブルが多発した東京電力柏崎刈羽原子力発電所柏崎市刈羽村)について、会田洋・柏崎市長は18日、消防法に基づく緊急使用停止命令を出した。稼働再開に向けた安全性が確認できないと判断した。1-7号機のすべてが対象で、同日午前同社の勝俣恒久社長を市役所に呼び、伝えた。

 自治体がどういう根拠で「使用停止命令」が出せるのかと思ったら、そうか、「消防法」かあ。