アジアカップ、日本、オーストラリアを振り切る

サッカーのアジアカップ3連覇を狙う日本代表は21日、ベスト4進出を懸けて、ベトナムハノイでオーストラリアとの準々決勝を行った。試合は1−1で延長戦に入ると120分でも決着がつかず、PK戦に突入。GK川口がオーストラリアの2本のシュートを止める活躍を見せ4−3で勝利し、準決勝に駒を進めた。

 オーストラリアに先行された後、高原の1発で同点に。これが見物だった。中沢もたびたび前線にあがり、獅子奮迅の戦い。川口がPK2発を連続でとめた気合いもすごかったが、最後の中沢が決めたのは良かった、良かった。でも、オーストラリアのサッカーは意外とダーティな印象だった(ワールドカップの時は全く感じなかったけど)。結局、退場者も出てしまったし。日本がそれだけ追い込んでいたのだろうか。ただ、日本も優勢に試合を展開しながら、決めきれないところがまた日本らしい…。