米国は引き続き戦時下モード

米下院は4日の本会議で、裁判所の令状がなくても米政府の国内盗聴活動を暫定的に認める法案を可決した。テロ対策の一環として令状なしの盗聴を6カ月間だけ容認し、その間に抜本的な改革法案を検討することを盛り込んだ。上院は3日に可決済みで、ブッシュ大統領の署名を経て正式に成立する。

 裁判所の令状なしで自由自在に盗聴。要するに、911以降の戦時体制を引き続き認めたわけか。