岡田斗司夫「いつまでもデブと思うなよ」

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

 オタク研究家がダイエット・オタクとなってしまった。でも、この「レコーディング・ダイエット」というのは説得力がある。「文科系のダイエット」というのもわかる。ビリーズ・ブートキャンプみたいなハードなことが続くわけもないと思っている文科系には、これはなじむ。しかし、こまめにメモを取るというのも文科系にはいいけど、体育会系には苦痛だろうなあ。ともあれ、1年で50キロやせたという事実が最大の強みの本。でも、岡田斗司夫氏は太っていた方が合っているけど。「バグズ・ライフ」に出てくるイモムシのハイムリックに妙に似ていて可愛かったけど。