東京株式市場、今日は一服

20日の東京株式市場は日経平均株価が小幅に続伸した。大引けは前日比32円25銭(0.20%)高の1万6413円79銭だった。19日の米株高を受け、朝方は買い先行で始まり、上げ幅は一時100円を超えた。もっとも、低調な売買にとどまる中、前日に500円を超す急反発をした後だけに戻り待ちの売りも出て、その後は前日終値を挟んだ方向感に乏しい展開となった。堅調な商品市況を背景に非鉄金属株や鉄鋼株、商社株に物色の矛先が向かった半面、消費者金融の経営環境の厳しさを嫌気して銀行株がさえなかった。東証株価指数(TOPIX)は小反落。

 昨日は急上昇したけど、今日は伸び悩み。サブプライム問題やら、実体経済への影響やら、インフレ懸念やら、もろもろ考えたら、そうは手が出ないのだろうな。様子見気分に変化はないのかも。総裁選が終わり、政権ができてみないと、構造改革か、ばらまき自滅路線か、経済運営の先も見えないし。