売れっ子アートディレクターの超整理術というのはどうかなあ、と思っていたのだが、立ち読みしたら面白くて、そのまま買ってきて、一気に読んでしまった。単なる物理的な整理術にとどまらず、課題発見やア
イデアを具体的なプロジェクトに落とし込んでいくうえでの思考整理術としても参考になる。何を捨てるかを考えるところから、本当に重要なモノが見えてくるかもしれない。携帯電話、自宅の鍵、カードケース、小銭以外、カバンも何も持たなくてもやっていけるというは、言われてみると、そうだなあ。特に携帯電話が万能デジタルツールとなって以来、あまりモノを持つ必要はないんだよなあ。ともあれ、予想外に面白く、刺激的だった。
