日立がパソコンから撤退

日立製作所はパソコン生産から全面撤退する。すでに業務用の生産は米ヒューレット・パッカード(HP)にすべて委託しており、家庭用の生産と新規開発もやめる。世界のIT(情報技術)機器市場で欧米やアジアの大手による寡占化が進むなか、過当競争が続く国内勢は競争力が低下、採算確保が難しくなっている。三洋電機の携帯電話機事業売却に続く日立のパソコン撤退で、様々な製品を横並びで手がけてきた国内電機大手の事業再編が加速しそうだ。

 事業の再構築の季節。各社がコア事業とノン・コア事業を分けている感じ。自分が強いところでしか、もう勝負できないんだなあ。