メリルリンチ、サブプライムで79億ドルの評価損

証券大手の米メリルリンチが24日発表し た2007年7―9月期(第3四半期)決算は最終損益が6年ぶりの赤字となった。 サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン担保証券MBS)と資産担 保証券(ABS)に関連した評価損が79億ドルと予想以上に膨らんだことが影響 した。純損失は22億4000万ドル、1株当たりで2.82ドルと、ブルームバーグが まとめたアナリスト17人の予想平均である45セントの赤字を大きく上回った。

 サブプライムの傷跡が次々と明らかになってきた。先日は野村證券が発表していたが、今日はメリルリンチ。79億ドルの評価損かあ。1ドル115円換算だと、9000億円を超えるんだ。