GMにも、サブプライムの余波が

ゼネラル・モーターズ(GM)は6日、税効果会計の適用で計上してきた繰り延べ税金資産を取り崩すため、7?9月期決算で390億ドル(約4兆5000億円)を費用計上すると発表した。自動車事業の低迷が長引き、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で関連金融会社も不振で、同資産の計上に十分な利益見通しが立てにくくなったため。サブプライム問題の余波が一部企業の業績に及んできたとみられる。

 金融子会社のGMACに影響が出たのだろうか。ともあれ、GMの業績にもサブプライムの余波が。バブル崩壊後の日本の会社みたい。