梅田望夫「ウェブ時代をゆく」

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

 ベストセラー「ウェブ進化論」に続き、この時代に、いかに学び、いかに働くかという本。「知的生産の技術」であり、「君たちはどう生きるか」といった感じ。福沢諭吉にたとえると、「ウェブ進化論」は「西洋事情」で、「ウェブ時代をゆく」は「学問のすゝめ」なんだろうか。
 ウェブ時代になっても、大組織、小組織、それぞれメリット、デメリットがあり、それぞれの生き方がある。しかし、大組織で成功する7要素というのは、秀逸。確かに、大組織でリーダシップを発揮している人って、このタイプだなあ。