信金もサブプライムでダメージ

米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の影響で9月中間期に赤字転落した滝野川信用金庫(東京・北)が、大幅な資本増強を検討していることが21日、分かった。上部組織である信金中央金庫が、要請を受けて支援を検討する見通しだ。保有する有価証券の含み損が拡大しているためで、数百億円の増強を視野に調整する。過小資本に陥るのを未然に防ぐのが狙い。

 サブプライム問題は日本の金融機関には関係ないとか何とかいう話があったけど、変だと思ったんだよなあ。マーケットはグルーバルで、リスクが世界中にばらまかれたのに、しかも金融商品に紛れ込んでしまった可能性があるのに、日本は別です、って。信金にもダメージを受けるところが出てきたわけだなあ。数百億円の資本増強が必要って、どれだけ評価損を抱え込んでいるのだろう。