横浜信一・他「マッキンゼー ITの本質」

マッキンゼー ITの本質 情報システムを活かした「業務改革」で利益を創出する (The McKinsey anthology)

マッキンゼー ITの本質 情報システムを活かした「業務改革」で利益を創出する (The McKinsey anthology)

 副題に「情報システムを活かした『業務改革』で利益を創出する」。ITを経営に活かす時代といわれるけど、実際に、どう効果的、効率的にITを活用するかというと難しい。何か役に立つように思えるんだけど、カネだけ食ってしまうということが少なくない。投資効果が本当にあるのかどうか、適正な金額の投資かどうかもわからない。ITそのものの技術革新も激しいだけに、さらに評価が難しい。てな問題意識で、勉強してみました。結局、ITのためのITになってしまう愚をどう避けるのか。現状のITコストを「見える化」したうえで、5年後、10年後の経営、業務をどう考えていくのか、という認識をきちんと持っていないとダメということね。